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・外的な要因で一律仕様は出来ないと思う。例えばバス停の切り込みの問題等、行政との関連が発生する。
・過去何回も仕様の統一化が図られたが、メーカー側も独自性を出す為、自ら、他社との違いを出す場合が多い。エンジンメーカー、車体メーカーの枠を超えた提携・協力体制がなければ、統一化、低廉化は望めない。
・ユーザー特別仕様をなくすことで、価格を従来車比100まで下げてもらいたい。
・車内での移動が安易になる。
・中古バスの活用が期待できる(低コストでの)。
・耐用年数が長くなる。
・管理コストの低減が図られる。
・ユーザーのワンマン機器等や、車両仕様の統一面で非常にむずかしい問題であるが、メーカー側の共通標準化を実施、ユーザーも標準化に向け努力する必要がある。また、メーカー側はオプション設定金額により値引率が変動しているのではないか。同じ項目であってもオプション価格がメーカーによって異なっているケースがある。
・車両塗装までの全国一律仕様のバスを価格面として希望するが、各企業の特色の関係もあり無理と考えられる。
・特別仕様については、困難な面はあるが全国各社のバスユーザーの特別仕様についてはメーカーが一番長くわかると思うが、その仕様を基にアンケートし、まとめないと許容の範囲内にあるかどうか判断がむずかしい。
・高齢化社会と、マイカー時代に即応する車両の開発だと考えますので、なるべく統一仕様にして、コストダウンを図り、少なくとも車両で競争する時代でないと思います。
・一律仕様のバスとした場合、ユーザーニーズに伴う改善がどこまで、あるいは迅速に、できるのか疑問が残る。防錆までの標準化を行い、ランニングコストを低減すること、また車両の平均寿命(使用耐要年数)を延ばすことでトータルコストを低減することも必要と考える。また、税の優遇措置等、福祉行政をからめた対応の模索が必要である。
・社会のニーズに合わせるためには、どうしても独自の特別仕様を取り入れざるを得ず、その結果経営を圧迫しているのが現状です。製作メーカー各社に社会のニーズにあった仕様の規格化、標準化によるコストダウンヘのすばやい対応を強く望みます。
・各地方の仕様条件等がちがうので、全国一律仕様にされるものと、されないところが出てくると思う。
・スロープ板については、リフトに代わるものという認識を持ち、標準化すべき(自動式)。標準化することにより現行の半額以下で対応出来るのでは?
・現在保有している車両との兼合いがあり、一律仕様のバスは現段階では考えられない。ノンステップバス価格が現行車より高いこと自体おかしい。
・エンジン、シャシー、ボディ等の分野別に開発制作を行い、一つの車両を作る事が出来るなら、多少の種類があっても原価は低くなると思う。
・地域的に仕様は異なるが、ある一定の標準化ができるならば、コストダウンにもつながり購入の目処がたつ。地域的に使用部品の違いがあれば、標準化部品価格と同等価格での取り替えも可能にできればよい。
・各メーカーの方針もあると考えるが、特殊構造部分(例:センタードロップアクスル等)の標準化が可能となれば、価格面、保守面からもコストダウンが可能と考える。

 

 

 

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